義肢(義足・義手)装具のご用命は、(株)洛北義肢へ

材料学会セミナー

2006年11月11日(土)   京都
材料学会 第1回セミナー(第9回例会)ご報告


当社が会員となっている(財)日本材料学会 生体・医療材料部門委員会では、 少子高齢化社会のニーズに応える医療技術・システムの新しい展開を目指す各方面の取り組みに着目し、 病院・研究機関・福祉介護の第一線でご活躍の方々を講師にお招きし、 同志社大学 寒梅館 にて、第1回セミナー(第9回例会)を開催いたしました。

各演題内容報告:
「新規医療材料としてのマグネシウム合金実用化支援の現状と課題」
坂之上悦典 様(京都府中小企業技術センターけいはんな分室)
体内での利用を視野にいれた、マグネシウム合金に耐食性をもたせる研究に関しての発表でした。マグネシウムは非常に軽い金属であり、最近ではノートパソコンの筐体に使われるなど、市場は拡大してきております。生体内、特に口腔内など様々な要因を受ける影響下でも安定して存在できるマグネシウム合金の開発応用を目指しておられます。
「高分子多孔質材料の開発と医用的展開」
細矢憲 助教授(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科生体分子工学部門)
共連続構造という樹脂の中に無数の空隙がある網目状の構造を持つ素材に関する研究内容についての発表でした。この構造体は濾過フィルタとして利用でき、様々な応用展開が期待されます。通水性・透気性があり、蒸れない義足ソケットなど、義肢装具分野への応用が図れます。
「整形外科における人工材料〜人工骨開発の現状について〜」
長谷川新 先生(学研都市病院整形外科)
人工骨開発の現状について発表でした。ハイドロキシアパタイト・ポリ乳酸複合多孔質体を骨補填材として、動物実験の結果などを発表されました。
「居宅介護支援事業の展開〜病院から地域への医療の流れ〜」
山田登喜子 様(NPO法人ゆうらいふ)
ご本人は看護師であり社会福祉士、ケアマネージャーでもあられ、非常に広い視野から、 相談窓口の一本化を目指した総合的なケアマネジメントを展開されていらっしゃいます。 福祉用具をユーザーに直接提供する立場から、 製品を開発する際には「使用者の立場に立つ」ことを念頭に置かなければならない、 というアドバイスをいただきました。
今回は材料開発者、医者、介護事業者という多方面からの論議がなされ、非常に意義深いセミナーとなりました。 講演してくださった方々、参加者の皆様ありがとうございました。

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