11. 装着してからの注意点とアフターケア

装着時間
毎日のブレース装着時間は、整形外科の先生の指示に従って決定されます。 例えば「一日のうちでお風呂に入るとき以外は常に」とか、 「学校にいる時以外は装着してください」というような指示になるでしょう。

一般的に、ブレースの装着時間は治療効果の度合に応じて徐々に短くなっていきます。 最終的にブレースを取り外すのは大抵の場合、だんだんと成長してきた骨の形成が終了したときです。 治療の効果は患者様お一人お一人によって異なりますが、 最終的に、治療開始前と比べてカーブが小さくなるか同じ程度で終了できれば効果があったと見なされるでしょう。

ブレースの消耗
処方通りにブレースを装着していると、内側に貼っているパッド(側わんを矯正するために身体を押す 部分に付けるクッション材)の厚みが徐々に減少してきます。 これは、側わんカーブを矯正するために必要な圧力がパッドにかかっている証拠です。 定期的な通院に伴って先生から経過観察がなされますが、その際にすり減ったパッドの交換など ブレースの手直しが行われることもあります。 また成長期においては、身長や体重、採寸される箇所のサイズが短期間で大きく変わるために、 例えば、一年以内にブレースの作り直しが必要になる場合もあります。


お手入れ方法

* ブレース
  • 外側の汚れは、取り外した時に軽く水拭きし、乾いた布で水気を拭き取った後、乾燥します。
  • 内張のフォームは常に清潔に保ってください。 フォームは湿気は吸収しませんが、表面に付着した汗や皮脂を取り除くために アルコールを含ませた布で拭きます。 アルコールを使用する理由は、消毒効果があり乾燥が速いためです。
* お肌
ブレースが擦れる部分の皮膚は硬くなりやすいため、日頃のお手入れが必要です。 肌の炎症・スレ・ただれなどを防止するために以下のことに注意してください。
  • 毎日入浴してください。
  • ブレースの下には縫い目のないTシャツか下着を着用してください。
  • ブレースが触れる部分の肌はアルコールで拭きます。 (アルコールに弱い肌の場合には、医師・看護師にご相談ください)
  • 皮膚を軟化させてしまう恐れがありますので、クリームやパウダー類は使用しないでください。
  • パッドのあたる部分で、強い圧力がかかってピンクに変色した箇所などは特に注意が必要です。
  • ブレースはできるだけきつく装着してください。ゆるいとこすれが起こり、 肌に余計なダメージを与える可能性があります。
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