育成・教育・能力開発制度



全体像



我々のサービスや製品はどの工程でも必ず人を介します。会社として人を育て人財として成長してもらうことは顧客満足度と製品の質の向上には必須です。ですから我々は社員の教育と能力の開発にとても力を入れています。幸せなことにお互いに一緒に学び合う文化もあります。育成や教育に力を入れることで常に人のお役に立ち世の中から必要とされる我々でありたいと考えています。


我々の育成制度はイギリスの義肢装具業界の卒後教育とキャリアパスを参考に日本の実情に合わせて変化を加えたものです。10年のパスウェイ、パートナー制度、CPD制度を導入しています。入社から患者様と係わる最後の日までプロフェッショナルとして学び続ける育成・教育・能力開発制度を目指しています。


10年のパスウェイは初めの10年の過ごし方や通過点をパスウェイとして各職種ごとに示しています。これに準じて教育や能力開発を行います。パスウェイの初めであるパートナー制度では指導担当者となる先輩社員が新入社員を教育します。OJTによる職務の習得から、アクティブラーニングを実践することによる学び方の習得、リアリティショックの緩和まで幅広く寄り添いながら一緒に学びます。


パートナー制度により学生から社会人へのステップアップを達成するとひとりのプロフェッショナルとして配属先で先輩達から学びます。パスウェイには習得すべき資格や技術やスキルなど明確に通過点が示してあります。習得できるよう学び実践して身に着けます。先輩社員達が自分が通ってきた道を歩む後輩に惜しみなく手を差し伸べる文化があることを我々はとても誇りに思っています。


顧客のために新たなチャレンジをしてスキルを身に着けたい、こんな勉強をしたいと感じたときのためにCPD制度があります。受給条件をクリアーすれば会社から資金的な援助を受けることができます。CPDの活動はきちんと記録を付け、1年に一度審査があります。審査者からのアドバイスや評価を受けて自分の成長の歩みに自信を持つことができるでしょう。3年連続審査をパスした場合は2年に一度の審査になります。10年のパスウェイを修了したあともCPD制度を活用して継続的な能力の開発を続けていきます。

学会発表などは会社が費用を支給して学会に参加してもらっています。高額なハンズオンセミナーや技術習得、知見を広めるための海外の学会やセミナー参加なども顧客のために必要であれば会社の研修として参加してもらっています。そのような機会が自分に巡ってくるよう、社員全員がお互いに支え合いながら切磋琢磨しています。