写真:伊藤望

①自己紹介をお願いします。

2020年新卒入社の伊藤望です。出身校は北海道ハイテクノロジー専門学校です。年齢は25歳、入社5年目です。

日々の義肢装具士としての臨床業務では、主に京都市外の病院を担当しています。宇治市や舞鶴市、大阪府の病院へも伺っています。現在は、主任候補として管理職業務の体験を通じてリーダーシップ研修も受けています。また、昨年度は、北海道ハイテク卒の後輩の新人教育担当を経験しました。

写真:伊藤望

②日々の業務でのやりがいや、難しいこと、楽しいことを教えてください。

患者様に喜んでいただけたときにやりがいを感じます。

喜んでいただくには、患者様それぞれの目標を達成しなければならないと思っています。痛みが和らぐ、安全に歩ける、変形の矯正など、目標はさまざまですが、目標を達成できた義肢装具を提供できたときは、すごく嬉しいです。

目標を設定そして達成するために患者様のお話しを傾聴するように気をつけています。私の意見もお相手に正しく伝わるよう、いつも心掛けています。まだまだ足りないと感じることも少なくなく、患者様とのコミュニケーションは今でも自分の課題です。

新人教育の担当はとても大変でした。初めてパートナーとして新入社員を指導する立場になって、後輩の成長は全て自分にかかっているみたいに、とても気負い過ぎていました。厳しく接しすぎていなかったか、今でも心配になります。色々と試行錯誤のなかでしたが、私の指導の相談に乗ってくれる上司や同僚の皆さんにも力を貸していただいて私のパートナーも晴れて正式配属になりました。

パートナーを経験し立場が変わったことで、私のパートナーであった野口主任には、たくさんご迷惑を掛けたと感じ申し訳ない思いがあります。それ以上にとても感謝している今日この頃です。是非、野口主任の紹介もホームページにありますのでお目を通してください。お願いします。

写真:伊藤望

③10年のパスウェイ4年目が終了しますが、新人から今までで良かったこと、難しかったこと、POとして成長できたこと、嬉しかったことも含めて教えてください。

一番良かったことは、自分は周りの人に恵まれていることです。指導してくれる上司やフォローしてくれる先輩はもちろんですが、会社にも恵まれたと思います。社外でお世話になっている先生方や病院のスタッフの皆様にも助けて頂くことばかりです。これからは助けて頂いた以上に周りの方々のお役に立ちたいと思っています。

POとして成長できたと感じることは、少しずつ知識と経験を得て、余裕のようなものが生まれてきたところだと思います。初めての臨床業務でモートン病の患者様の足底装具をひとりで対応したときは、とりあえず頑張ることしか出来なかったです。今となっては、思い出すだけで恥ずかしいです。

今では、患者様の生活様式や日常生活動作、どんなお悩みをお持ちなのか、適切な履物を使用されているのか、他にも足のトラブルがないかなど、さまざまなことを考えられるようになりました。私は不器用で最初は上手くいかないですが、次の機会では、より良い対応が出来るよう、経験を積むたびに新たに学び、修正しながら毎日を昨日より成長した自分になれるよう仕事をしています。

写真:伊藤望

④京都での生活や仕事以外の時間はどうですか?

私は北海道出身ですが、思っていたよりも京都、関西という地方は都市と自然のバランスが良いかなと思います。北海道よりは住みやすい場所かなと感じています。暑さの方はとても心配でしたが、特に問題はありませんでした。北海道にはない梅雨の未経験者には、梅雨の季節は、うんざりするかもしれませんが、じきに慣れますので安心してください。

プライベートの時間は、インドア派なので家で過ごすことが多いです。それでも自然に触れたいときは、京都や関西圏でキャンプをしています。京都に来てからキャンプが趣味になりました。ソロキャンプに行くことが多いですが、たまに友人たちとワイワイしながらのキャンプもしています。

写真:伊藤望

⑤洛北義肢で働いてみてどうですか?

教育が充実していてとても働きやすいです。

特に卒後すぐのPOには、とても良い環境が整っていると思います。どの職業でも学校で習ったことと、実際の仕事は同じではないことがあると思います。臨床実習などを通じてPOはその差が大きいと考えていました。そんな風に心配していた5年前の私ですが、指導役の上司や先輩たちが、丁寧に、ときには厳しく指導して下さったおかげで、成長することができました。ですから、忙しかったり、疲れたりというのはあっても、ヤバいしんどいもう無理、みたいなことはならなかったです。このような環境で働けていることは、とても恵まれていたと、自信を持って言えます。

臨床の場でも、とても仕事がしやすいです。これは先輩や同僚の皆さんが、参院先で素晴らしい御仕事をして下さっているからです。そして、病院スタッフの皆さまから大きな信頼をいただいてきたからです。先輩や同僚には、とても感謝しています。そして、自分もそのようになりたいと思っています。

これからは、自分も次の後輩の手助けができるように、まだまだ学んでいきたいと思います。

写真:伊藤望

⑥これからの目標やなりたい将来像など教えてください。

私にとって5年目というのは、自分の中で何となく節目になるのかなと思っています。この5年あっという間でした。今までは教わる立場で先輩方の助けに甘えてばかりだったと、反省しています。今後は、ご指導頂いたことをもとに自分で考え行動し、修正しながら、少しずつ成長して周りの方々のお役に立ちたいと思います。

ここまで、読んで下さり、誠にありがとうございます。皆さんもご自分の目標に向けて是非、頑張ってみてください。

洛北義肢には、患者様にお役に立つために
チャレンジできる環境があります。
あなたのエントリーをお待ちしています。

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