写真:野口庸

①自己紹介をお願いします。

2015年入社のクリニカルサービス部所属の野口庸と申します。

私が入社したのは私が30歳になる年でした。4年制大学を卒業後、不動産関係の会社に3年と少し勤めていました。もっと誰かの役に立つ仕事がしたいと考え、勤めていた会社を退職し神戸医療福祉専門学校三田校義肢装具士科の3年制に入学しました。そして卒業後に洛北義肢に入社しました。

元々大学時代に京都で下宿をしていて、その頃から京都という街が何となく好きでした。今、こうして戻ってこられて、とても嬉しく思っています。入社後は会社の近くに住んでいましたが、現在はとても京都らしい地域に引っ越して、日々楽しく生活をしています。

写真:野口庸

②日々の業務でのやりがいや、難しいこと、楽しいことを教えてください。

義肢装具士(PO)として10年目に入りました。私たちは医師の処方のもと、患者様に必要な装具を提供することが仕事ですが、未だに自分の力不足を痛感する日々です。力不足を感じることは、疾患の知識、先生の処方を理解する力、患者様とのコミュニケーションからご要望や生活状況を把握する力、材料選定や細かな装具の仕様を考える力、採型・採寸技術力、実際に患者様が装具を使用している状況を想像する力など細かく挙げたらきりがありません。

このような力は経験で身に付くものと、自身で勉強し努力をして手に入れるものもあります。私自身は特に考える力や想像する力がまだ足りないと思っています。必要な力をさらに身に付けるために、日々、患者様一人一人に誠実に向き合っていくことが大切だと考えています。

POの仕事は難しいことも多いです。でも、それがこの仕事のやりがいだと考えています。自分の知識、経験を活かして患者様にも先生にもご満足いただける装具を提供し、感謝の言葉を頂戴したときは、とても嬉しいです。装具の設計や患者様との対応について悩むこともありますが、幸いにも、しっかりと相談できる上司や先輩そして同僚がいるので、一人で悩みをため込むことなく働けています。

写真:野口庸

③パスウェイ達成に向けて

入社してもうすぐ10年が経とうとしています。その間に、パスウェイの課題の一つである学会発表を1度終えています。最近、次の学会発表のテーマについて上司と相談しました。さらにストーリーを練り直して伝えたいメッセージを明確にすることになりました。

洛北義肢の社員としての学会発表の内容は、臨床に貢献できる価値や問いがあるテーマが求められます。とてもチャレンジングです。学会発表を行った先輩や後輩はとてもカッコよく、とても憧れます。同僚の彼らの成長を目のあたりにして、私も同じように更なる成長をしたいと思います。ですから、テーマをきちんと練り直して課題の一つである2回目の発表を実現したいと考えています。そして10年のパスウェイを是が非でも達成したいです。

写真:野口庸

④京都での生活や仕事以外の時間はどうですか?

京都の気候は、暮らしにくいかもしれません。夏は鬼のように暑く、冬はめちゃくちゃ寒いです。北海道から入社した人達が、京都の気候に慣れるまでは、体調を崩しているイメージがあります。でも、困ることはそれぐらいで、日々、京都での生活を楽しく過ごしています。

早く帰宅出来た平日や休日は嵐山周辺を走っています。気持ちよく運動して心身のリフレッシュに繋がっています。あとは、いつも妻と一緒にお出かけしています。たまに会社の先輩と一緒に登山にも行きます。会社の先輩たちと日本百名山の一つである石川県の白山に登ったときは、しんどかったですが、とても楽しかったです。

写真:野口庸

⑤洛北義肢で働いてみてどうですか?

洛北義肢は法令遵守を大切にする会社で、私たち社員もそれをしっかり守っています。会社、そしてそこで働く我々が、お互いを大切にすることで、自分たちを守っています。そういうところが当たり前の会社が、私はとても好きです。

洛北義肢は製臨分離ですが、垣根なくPOもPOテクニシャン(製作担当者)も、患者様のためにさまざまなことを勉強します。学会に参加すると思っていたより多くの洛北社員がいて驚くことがあります。

洛北義肢にはCPD制度という個人の勉強を奨励する制度があります。POになったあともしっかりと自己研鑽を続けようと考えている人にはとても良い会社だと思います。

私は洛北義肢に入社してから、多くの失敗をしました。その度に周りの先輩や同僚に助けられながら、今も働き続けています。助けてもらった恩を返し、今後は逆に困っている後輩を助けられるようになりたいと思います。

写真:野口庸

⑥これからの目標やなりたい将来像など教えてください。

自分のありたい将来像を具体的に3つ上げます。

①規則正しい生活を送り常に良い健康状態を保つ。②臨床でどんな症例にも焦らず対応できる正しい知識を持ち、対応する準備が出来ている。③同僚と協力し助け合いながらずっと働き続けることが出来る。

そんな人になりたいです。そして、家族、同僚、患者様、私自身も含めて私に関わるすべての方々が健康で幸せに生活が出来ることに力になれる人になれればよいと考えています。またそのように働くことで得た収入で、家族との人生を豊かに送りたいです。

そのために今、自分がすべきことは、もっと自らの能力を上げることだと思っています。自身の能力が上がれば、患者様の満足度も上がり、同僚に迷惑を掛けず、自分が同僚を支えることも出来ます。そんな自分になれるよう成長する毎日を送りたいです。

洛北義肢には、患者様にお役に立つために
チャレンジできる環境があります。
あなたのエントリーをお待ちしています。

会社見学会
コンタクト