現在の仕事の魅力・やりがいを教えてください
主にプラスチックの成型や金属材料の加工・組み立てを行っています。 元々モノを作ることは好きでしたが、プラスチックや金属の材料特性や加工方法はもちろん装具のこと自体全くわかりませんでした。働き始める前は不安でしたが、洛北義肢には入社後にしっかり教えてもらえる環境があり、さらに自分で学ぶための支援制度も整備されているので、未経験でも装具づくりのための知識と技術を身に着けることができました。 オーダーメイドである装具は患者様の体型や症状に合わせて加工方法を少しずつ変化させます。必要とされる装具を従来よりもさらに能率的に製作できる治具や製作方法を考えて開発することは楽しいですし、製作した装具が患者様の人生の支えになることはとても誇らしく感じます。
仕事上の印象深いエピソードを教えてください
私の製作した装具を患者様が装着して試歩行される現場に同席することがありました。その場で装具の使用感や要望を直接聞くことができ、改善を繰り返して必要な装具をお渡しすることができました。試行と改善を繰り返した経験はその後の装具づくりにおいて大切なマインドを与えてくれました。
POテクニシャンは患者様とお会いする機会は少ないですが、患者様が装具を作り替える際に前回からの経過を知ることができます。例えば、小児の患者様は成長とともに体に合わせて装具を作り替えることがあり、新しい装具を作る度に症状が改善していく様子をレントゲンや写真から知ることができます。このことは私の製作した装具がお役に立っていること、そしてその責任を実感させてくれます。
今後の目標を教えてください
世界では日々新しい技術が開発されていますし、他業種の技術が装具にも取り入れられる可能性もあります。そういった情報にしっかりとアンテナを伸ばして装具に取り入れられるものは取り入れいきたいと考えています。そして、いつの時代も必要とされる装具を製作するために、新しい装具の開発や製作方法の改善を目指しています。
最後にメッセージを
装具づくりは日々試行錯誤の連続です。問題を解決するために様々な角度から物事を考えられる柔軟性は、モノづくりに限らず何事においても大切です。専門の知識や技術だけでなく、一見関係のない分野でも役立つものはないか興味を持ち続けることが、より必要とされる装具づくりに役立つと思います。
自分の持っている知識や能力が思いもよらず装具製作に活かせることがあるはずです。あなたの持っている知識や技術、身につけたい能力を装具づくりに活かしてみませんか。
洛北義肢には、患者様にお役に立つために
チャレンジできる環境があります。
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